メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.419

2017.04.12

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エクシムバンク[EIB]、FPT情報通信[FPT]、
テーゾイジードン投資[MWG]、
ビナミルク[VNM]リー冷蔵電気工業[REE]、
サイゴン証券[SSI]、ビンホアン水産[VHC]を
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さらに先週は、ドンフーゴム[DPR]の最新レポートをアップしました!

これまでに計36銘柄の詳細レポートを掲載しています。
是非お試しください!

  
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ドンフーゴム[DPR]は・・・東南部地方ビンフオック省ドンフー郡、ドンソアイ町、
同地方ビンズオン省フーザオ郡にあるゴム農園約9000 haを直接保有し、
このうち、7000 haはゴム樹液を採取できる成長したゴムの木、2000 haは
成長中のゴムの木となっている。

<その他掲載銘柄>
アジアコマーシャル銀行[ACB]、ホーチミン市インフラ投資[CII]、
コテック建設[CTD]、ベトインバンク[CTG]、テーゾイソー[DGW]、
ハウザン製薬[DHG]、ダナンゴムタイヤ[DRC]、ダットサイングループ[DXG]、
FPT情報通信[FPT]、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、
ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、キドグループ[KDC]、
カンディエン不動産[KDH]、軍隊商業銀行[MBB]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、ナムロン投資[NLG]、
フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[PV2]、
ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、チャファコ製薬[TRA]、ベトコムバンク[VCB]、
ビングループ[VIC]、ビナサンタクシー[VNS]

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CONTENTS
 
01. ペトロベトナムG、Q1業績が計画上回る―PVN系2社の17年業績見通し
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
     特集(2017年4月3日~2017年4月9日) 
03. 噂のうわさ話
    家庭用品製造販売のアーミーザ(A My Gia)
04. サイゴン・街角風景  
 生絞りオレンジの自動販売機

01. ペトロベトナムG、Q1業績が計画上回る―PVN系2社の17年業績見通し

  ペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group=
PVN)の2017年第1四半期業績(連結)によると、売上高は117兆VND
(約5800億円)、税引後利益は5兆1000億VND(約250億円)となり、
ともに同期計画を上回った。

  3月単月の原油・天然ガス採掘量は235万t、うち原油採掘量が
135万t、天然ガス採掘量が10億m3。第1四半期では、
原油・天然ガス採掘量が647万t、うち原油採掘量は395万t、
天然ガス採掘量が25億2000万m3だった。 3月の発電量は
20億6000万kWh、第1四半期では54億4000万kWh。
同月における窒素肥料の生産量は15万2000t、同期では
44万7000tだった。

  PVNによると、今年通年の原油採掘量が前年比▲17.4%減の
1420万t、天然ガス採掘量が同▲9.4%減の96億1000万m3
となる見通しだ。同社は2017年の平均原油価格が依然として
低い水準になるとの予想から、同年の原油・天然ガス採掘量を
削減するとの見解を示している。原油・天然ガス採掘量を
削減するのは、原油価格の低迷に加え、新規の油田開発投資が
停滞していることが挙げられる。

  PVN傘下企業の2017年業績見通しの予想は以下の通り。

ペトロベトナムガス[GAS](Petrovietnam Gas)
+売上高:前年比+11.7%増
+親会社株主帰属利益:同▲3.6%減
+投資評価:「ホールド(Hold)」

ペトロベトナム・ドリリング[PVD](Petrovietnam Drilling And Well Services)
+売上高:前年比▲9.1%減
+親会社株主帰属利益:同▲51%減
+投資評価:「ホールド(Hold)」

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2017年4月3日~2017年4月9日)

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ホーチミン市インフラ投資、Q1税引後利益1.1兆VND―注目の投資活動
[2017/04/04 19:47 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170404060631.html
 
  ホーチミン市インフラ投資[CII](Hochiminh City Infrastructure Investment)の
第1四半期業績速報(単独)によると、税引後利益は1兆1000億VND
(約54億円)に達し、1株当たり利益(EPS)は前年同期比+32%増の
4559VND(約22.5円)だった。

  2017年業績見通しは、売上高が5兆7000億VND(約280億円)、
親会社株主帰属利益は1兆4300億VND(約70億円)、EPSは
5927VND(約29円)となる見込みだ。

  同社は第1四半期中に、CII道路橋梁投資[LGC](CII B&R)株の
保有率を49%から54.31%へ、ビナフィル技術インフラ投資社(VPII)株の
保有率を99.99%へ引き上げ、2社の子会社化を完了した。

  更に、ハノイ高速道路建設投資社(Hanoi highway Investment
And Construction)、577不動産[NBB](NBB Investment)の2社を
連結会社とした。

  CIIはこのほど、香港のホンコン・ランド(Hongkong Land=HKL)との間で、
CIIが保有するホーチミン市2区トゥーティム都市区内の用地で
不動産案件を共同開発することを合意した。HKLは同案件に
2兆2000億VND(約108億円)を投じる。これにより、同案件の
投資総額は4兆5000億VND(約220億円)に増加する。

2 位 原油運送市場独占のペトロベトナム運輸、長期成長見通し楽観的―原油運送需要増で
[2017/04/07 14:32 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170407015622.html
 
  原油運送市場を独占しているほか、ガス運送市場でシェア9割、
石油製品運送市場でシェア3割を握っているペトロベトナム運輸[PVT]
(PV Trans)の長期成長見通しについて、ホーチミン市証券[HCM]
(Hochiminh Securities)は原油運送サービスの需要が大きく増えると
予想されるため、PVTの長期成長見通しを楽観的だとした。

  北中部地方タインホア省で建設中のギーソン製油所
(年間精製能力1000万t)が年内に商用稼働を開始する見通し。
更に、南中部沿岸地方クアンガイ省のズンクアット製油所拡張案件により、
同製油所の年間精製能力が650万tから850万tに拡大する予定。

  また、PVTはペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil
And Gas Group=PVN)との間で、第1ブンアン火力発電所や
第1・2タイビン火力発電所、ロンフー火力発電所などの
火力発電所の石炭運送に関する契約を締結した。これにより、
PVTの原油・石油製品運送事業が順調に伸びると見込まれている。

  2016年~2020年における年平均成長率は売上高が+15%、
利益が+10%となる見込みだ。同期間の投資総額は
3億~4億USD(約330億~440億円)に上る。同社は資金調達の
ために新株発行や資金借入を行う可能性がある。

  2017年業績見通しは、売上高が前年比+21.4%増の
8兆1750億VND(約400億円)、税引後利益は同+9.9%増の
5312億VND(約26億円)となる見通しだ。これにより、
1株当たり利益(EPS)は1444VND(約7.1円)、株価収益率(PER)は9.0倍。

  HCMは、PVT株の理論株価を15万VND(約740円)と評価しており、
投資評価を「買い(Buy)」とした。


3 位 キド冷凍食品株の売出し、売出数の3.5倍の超過応募
[2017/04/05 12:59 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170405123237.html


  キドグループ[KDC](Kido Group)の子会社であるキド冷凍食品
(Kido Foods=KDF)は3月31日、国内外の投資家を対象に
発行済株式の20%にあたる1120万株を競売形式で売り出すIPOの
応札を締め切った。応札株式数は売出株式数の3.5倍にあたる
4000万株超。売出価格は5万2000VND(約255円)。

  今回の応札後、KDF株はOTC市場で5万9000~6万VND
(約290~294円)に上昇している。今後、同社は第2四半期中に、
幹部社員と戦略的パートナーを対象に、発行済株式の15%を
売り出す予定。

  KDFは新商品開発、他社製品の販売提携、合併・買収(M&A)通じて
製品の多様化を図る方針を掲げているが、当面は他社製品の
販売提携に注力する。また、年内にアイスクリーム市場シェアを
40%に増やすことを目指している。

  同社は主要事業であるアイスクリーム事業のほか、乳製品や
冷凍食品も扱っている。昨年末に、投資総額4000億VND
(約19億6000万円)の冷凍食品工場(バクニン省)が竣工しており、
同工場がKDFのシェア拡大への原動力となると見込まれている

 

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03.  噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」
お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「
ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」
が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・
家庭用品製造販売のアーミーザ(A My Gia)
の巻

(2017年4月12日 発行ベトナム株通信 第3125号)
______________________________


家庭用品製造販売のアーミーザ(A My Gia)
 
 
アース製薬グループ(東京都千代田区)は3月末に、家庭用品の
製造販売を手掛けている地場のアーミーザ社(A My Gia=AMG)の
全株式の取得に1兆8240億VND(約89億円)を投じた。

  アーミーザ社は2003年に設立され、住居用洗剤を中心に、
芳香剤や殺虫剤などの家庭用品をビンズオン省の工場で
製造している。同社が展開している各ブランドは「ギフト(Gift)」、
「アミ(Ami)」、「レドフォックス(Redfoxx)」が挙げられる。

  同社の資本金は150億VND(約7400万円)で、個人株主7人が
資本の100%を保有している。2016年の売上高は3510億VND
(約17億2000万円)、税引後利益は370億VND(約1億8000万円)だった。
今回の取得価額は2016年税引後利益の約50倍相当。

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04.  サイゴン・街角風景
 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はJoより、「生絞りオレンジの自動販売機」のお話です。

 ホーチミン市2区のVISTAというマンションに行く機会があり、
その1階にある飲食街を歩いている時のこと、オレンジ色の
自動販売機の上の方になんやら、オレンジがぎっしり詰まっている。
おっ、生絞りオレンジの自動販売機だ!中国や台湾にはあるそうですが、
ベトナムでは初めて見ました。機械仕掛けのように中身が丸見えで、
子供たちも興味深々なので1つ試してみることにしました。




 4万ドンを紙幣投入口に入れるとプラスチック製のカップがセットされました。
(ここで子供たちが何を思ったか空のカップを取り出してしまい・・・、
せっかく絞られたオレンジジュースがこぼれて無残にも廃棄口に・・・と思ったら、
すぐさま代わりのカップが自動でセットされ大事には至らず・・。せっかくの
4万ドンが無駄になるかと内心ヒヤッとしましたよ。)




 流れとしては、自動販売機の上部に詰まっているオレンジが、
刃のついている部分にセットされ、半分にカットされたあとギュッと搾り取られ、
果汁がカップに注がれていきます。2個のオレンジが絞られるとカップが
一杯になりました。一杯になると自動的にプラスチックのラベルの蓋が張られ完了です。



 自動販売機には「ヨーロッパ基準」、「100%果汁」、「氷なし」、
「香料・人工保存料不使用」、「自動クリーニングシステム」など、
安全で健康だよというPRがしてありました。唯一のオプションとしては、
砂糖入りが選べます。今回は砂糖なしを選んだのですが、
十分甘くおいしかったです。ただし、もうちょっと冷えていたら
最高だなと思いました。




photo by Jo

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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